耐震診断・耐震工事

地震は突然やってきます。 確かな耐震補強で大切なお住まいを守りましょう!

耐震性を決める5つのポイント

①地盤

建物の揺れは、地盤の状態に大きく左右されます。軟弱地盤では、壁量も基準の1.5倍必要です。

②重量

地震力は建物の重量に比例しますので、耐震性能を高めるには、建物を軽くすることが重要です。

③壁

木造住宅では、主に壁が住宅の重さを負担するため、必要な壁量が定められています。

④床

水平構面である床の剛性が十分でないと、壁の耐力にも影響があります。

⑤接合部分

軸組工法の建物は、土台・柱・梁などの接合部分に、一定の補強を確保することが定められています。

特にこんな建物は注意が必要です

1981年以前に建てられた建物

1981年6月に建築基準法が改正され耐震基準が強化されました。

1981年以前に建てられた建物
軟弱な地盤に建っている建物

軟弱な地盤は、揺れが大きくなり、壁量も50%増しにするよう、建築基準法で定められています。

軟弱な地盤に建っている建物
オーバーハングした建物

1階より2階部分が飛び出ている建物や、2階部分を1階の柱だけで支えるピロティー状の建物のことです。

オーバーハングした建物
1階に壁が少ない建物

1階が店舗や車庫、大きな窓などの建物です。壁が少ないので、1階部分だけが倒壊という危険性があります。

1階に壁が少ない建物
下層の大きい建物

建物は1階と2階の外壁線が揃っていた方が、安定します。2階が小さく1階が大きい建物は安定感がありそうですが、2階の外壁の下に壁がない場合は、建物に負担がかかります。

下層の大きい建物
老朽化した建物

ここでいう老朽化した建物とは、築年数が古いということではなく、土台や柱などが腐っていたり、シロアリ被害にあっていたり、雨もりがしていたりと、強度に不安のある建物のことです。

老朽化した建物

耐震補強の方法

一般的な耐震補強の方法

基礎の補強

基礎の補強
20年ほど前までの住宅は、無筋コンクリートの基礎が多く、現在の鉄筋を入れた布基礎やベタ基礎と比較すると強度不足です。こういった基礎や古い独立基礎は、 コンクリートで基礎を一体化したり、コンクリートを増し打ちします。又、クラックなどの症状の場合は、専用の注入剤で補修します。

痛んだ部材の交換

痛んだ部材の交換
湿気やシロアリによって柱や土台、梁などが腐朽した場合は、その部分を取り替えることができます。土台の場合は、防蟻処理した木材を使います。

足元補強

足元補強
柱が引き抜けないように金物を取り付けて、柱を土台にしっかり固定し、足元部分を強固にします。また土台と基礎を留めるアンカーボルトがない場合は、アンカーボルト で固定することが必要です。

壁の補強

壁の補強
筋かいをたすき状にかけて、接合部は金物を使い補強し、構造用合板でより強固な壁にします。ブレースの場合も同様にできます。古い住宅の場合、接合部に金物が使われていない場合も多く、木材の抜けを防ぐために、強度不足の接合部を金物で補強します。

床の補強

床面の補強
床下に火打を入れたり、分厚い合板で土台同士をつないで床自体の変形をふせぎます。
住みながら出来る外付け補強
壁の補強

外壁をはがさずに、外壁側から鉄筋ブレースや鋼材で壁を補強します。

住みながら出来る外付け補強
柱脚引き付け防止補強

外付けホールダウン金物やアラミド繊維ロープなどを柱脚と土台、基礎などの接合部に取り付け補強します。

柱脚引き付け防止補強
重い屋根は不安定
重い屋根は不安定

重い屋根材は建物に負担がかかり、それをささえる耐力が必要になります。軽量で丈夫な屋根に取り替えるか、耐力壁で耐震性を強めます。

施工方法例:耐震補強工事 耐力壁 ※床や天井を壊さずに内部から施工

梁・柱・土台を補強金具とブレス用金物で補強。
インサイドシステム
ボルイン・ワン

施工方法例
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防・耐火性、耐久性にも優れたダイライト耐震かべを施工して補強。
大建工業
かべ大将

施工方法例

※耐震診断は、まずはお住まいの自治体にご相談下さい。

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